こんにちは、まさくまです。
今回は、相手が自然とイエスと言ってしまう心理術をご紹介します。
「どうしても通したい案件がある」
このように相手の承諾を得たいときは多種多様に存在します。
頭の片隅に置いておくだけで確実に人生が豊かになるでしょう。
本記事の内容
・無意識に「はい」と言わせるテクニック
・どういう場面で使う?
・さらに効果を向上させる「小技」
【悪用厳禁】相手に「はい」と言わせる話術「イエスセットトーク」って?
1つ留意していただきたいのが、強制ではなく相手の無意識下に働きかける話術です。
なので、ヤクザみたいに強引に首を縦に振らせるわけではないですよ。
「イエスセットトーク」とは?
今は終わってしまった『笑っていいとも!』をご存じでしょうか。
笑っていいとも!のお決まりネタ
タモリ「今日は暑いね~」
観客 「そーですね!」
タモリ「急に梅雨が明けたよね」
観客 「そーですね!」
タモリ「あ、でも明日は涼しいらしいですよ」
観客 「そーですね!」
タモリ「なんせ雪が降るとか」
観客 「そーですね!」
タモリ「なわけあるか(笑)」
完全にネタのやり取りですが「イエスセットトーク」のヒントはここに隠されています。
このテクニックは相手が「イエス」と答えるような簡単な質問を繰り返し、「ノー」と答えるか迷うような質問でも、その流れで「イエス」と答えさせてしまう話術です。
ちゃんと心理学でも認められていまして、この性質を「一貫性の原理」といいます。
一貫性の原理
人間には一度起こした考えや行動を通したいという心理があります。「あれとってきて」と頼まれた後、「ついでにあれもお願い」と言われたら面倒くさくても要求を飲んでしまうのはこのためです。一貫した行動をとらないとがっかりされるかもしれないという感情が無意識のうちに働くのです。
笑っていいとも!のくだりや10回クイズもネタですが、ちゃんとビジネスなどのフォーマルな会話でも使えます。
ビジネスシーンで活用する場合
タモリさんと同じように簡単な話題から振ります。
ビジネスでのイエスセットトーク
自分「いやー最近は暑いですよね?」
相手「本当ですよね、参ってしまいますよ」
自分「それに来週は台風でしたっけ?」
相手「ええ、今日も天気予報で警戒されてましたね」
自分「今のうちにいろいろ買いこんだ方が良さそうですね」
相手「そうですね、洗濯物も干しておかねば」
自分「せっかくなので、以前お話しした新規案件を提案させてください」
相手「はい、そうしましょうか」
非常に簡単なテクニックなので、営業やセールスを行っている方でしたら無意識に使っている方も多いのではないでしょうか。
注意するポイントは、必ず「イエス」or「ノー」で答えられる質問にすることです。そして、相手が頭を使わなくても「イエス」と答えれれる質問にすること。
注意ポイント
簡単な質問の例は以下の通りです。
ポイント
- 「○○さんはたしか~出身でしたよね?」→「それなら△△が有名ですよね」…
- 「○○くんって△△好きだったよね」→「あれちょっと高いけど美味しいよね」…
- 「前に○○の映画見に行ったって言ってたよね?」→「私も見たんだけど△△のシーンかっこよくない?」etc…
ビジネスに限らず多くの場面で活躍してくれるでしょう。
対して、気難そうな人や初めからこちらの提案に乗り気じゃなさそうな人もいますよね。
そのような人には逆の「ノーセットトーク」がおすすめです。
「ノーセットトーク」とは?
文字通り、相手に「ノー」を言わせ続けることによって最後に自分の要求を通すテクニックです。
例えば、
ノーセットトーク
相手「先日の企画の提案なんですけど、実現は厳しそうです…。」
自分「予算的にということでしょうか?」
相手「いえ、予算は問題ないです。」
自分「では、こちらの人選が良くなかったのでしょうか?」
相手「そんなことはないですよ、ただ日程が残念ながら合わなそうで…。」
自分「そうですか…では企画自体にも至らぬ点があったんですよね…?」
相手「とんでもないです。企画はよかったですよ。」
自分「そういっていただけると嬉しいです。でも、○○社の方にお願いして開催時期をずらしていただくことも厳しそうですよね…」
相手「いえ、ありかもしれません。相談してみます!」
正直なところ、上級テクニックなので最初のうちはなかなか難しいと思います。
ただ、最後の提案が自身のあるものであれば、ガンガン使ってチャレンジしていきましょう。
合わせて覚えたい「小技」
合わせて使うことでより効果が上がるテクニックや、「イエス」を引き出す別のテクニックをご紹介します。
相手の返答に合わせて体を一緒に動かす
「ミラーリング」という技法を用いたテクニックです。
ミラーリング
このミラーリングを応用して、相手に「イエス」と言ってもらいたい場合は頷きながら質問をしてみましょう。
相手に共有感覚が無意識下に働き、より「イエス」が出てきやすくなります。
対して「ノー」と言わせたい場合は、軽く首を横に振りながら質問してみてください。
「イエスorイエス法」
どう答えても「イエス」という答えになるような2択の質問をします。
例えば、雑貨屋さんで店員さんがお客さんに話しかけるとき、「なにかお探しでしょうか?」と聞くよりも「プレゼント用ですか?ご自宅用ですか?」という2択を迫った方が効果的です。
はなから「ノー」という選択肢がないので、「イエス」と「ノー」で迷うのではなく、与えられた2択で迷わせることができるのです。
別の例
仕事を頼みたいときは「この資料任したいんだけど、明日か明後日のどっちか出来そうな時ない?」といった感じです。
さらに、下手に強制や命令するよりも、相手は「選択肢の中から自分で選んだ」という心理状態にあるので満足度は高いです。
ただし、絶対に無理な提案をこの方法で押し通そうとすると逆に不快感を与えてしまうので気を付けてください。
人間はワレモノ注意!の部類ですからね。
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ではまた明日。